グループ会社内部監査態勢の外注支援

子会社・関連会社の増加に伴い、親会社の目が届かない「死角」で不正・不祥事が発生、グループ全体の企業価値を毀損する事案が頻発しています。昨今品質不正・偽装などモノづくり日本の根幹を揺るがしかねない不正・不祥事をみれば一目瞭然です。子会社等での不正・不祥事を未然防止するためには、グループ本社で全体のガバナンスを利かせることが重要で、中でも子会社・関連会社のリスクマネジメントをモニタリングするグループ内部監査が急務といえます。
弊社は、国内外を問わず、お客様のグループ内部監査態勢をレビューした上で、あるべきデザインとのギャップ(問題点や課題)を識別し、グループ内部監査態勢の補強策を提案いたします。
グループ内部監査の組織は本社集中型、子会社ごと、地域統括拠点ごとに設置する3方法がありますが、いずれの場合でも親会社が定めた内部監査規程に従って監査品質を平準化しつつ、子会社特有のリスクを識別し低減できる態勢を構築しなければなりません。弊社はお客様グループ企業の内部監査態勢について点検し、具体的に改善点をアドバイスいたします。

STORY

成果ストーリー

ある会社は50を超す国内子会社を有しています。その中で規模の大きい子会社5社のみ、親会社から3年に一度の内部監査を実施。残る45社以上の監査実績はゼロで、主に各子会社管理部門(2線)からの定期報告で状況を把握、あるいは視察などでモニタリングしているにすぎません。
そうした中、内部監査を久しく実施していない子会社で職員による会社資産の窃取事案が発生、メディアでも報じられました。
親会社の経営陣はこの事案をきっかけとしてグループの3線統制、内部監査態勢、親会社ガバナンスの利かせ方を点検、補強することとしました。親会社の経営陣より相談を受けた弊社は、グループの内部統制、3線モデル、リスクの高い子会社・工程のモニタリング方法、親会社による監査態勢などグループ内ガバナンスの見直しに着手しました。

Q&A

よくある質問
Q
50社以上の子会社を抱えますが、内部監査員は親会社に3名のみ。親会社の内部監査だけ精一杯で、子会社監査を実施する人的資源が足りません。
A

子会社監査(アウトソーシング・コソーシング)を弊社にお任せください。子会社ごとのリスク評価、監査計画、報告、フォローアップまでお客様のリスク選好度に応じて実施します。

Q
目の届かない子会社で不正が起きやすいとのこと。何か防止策はありますか。
A

有力な策は子会社ごとに三つの防衛線(3線モデル)を確立することです。先ず第1ライン(現業部門)、第2ライン(管理部門)による内部統制(コントロール)が組織的に機能していることが前提です。それにより不正防止策が有効に機能しているかを3線(内部監査)が評価します。3線は親会社の内部監査部門が集中して行う方法、子会社に内部監査部門を設置した上で行う方法、いずれも可能ですが、後者の場合、親会社内部監査部門からの子会社内部監査部門へのモニタリングが必要です。弊社はグループ内部監査態勢の構築支援をいたします。

Q
米州・欧州・アジア所在の海外子会社ごと内部監査態勢を構築してもらえますか。
A

可能です。海外子会社の所在地、業態、規模、リスク状況などをおきかせいただければ、内部監査態勢を本社集中型、子会社ごと、地域統括拠点のどれにするか、具体的な制度設計を提案いたします。

Flow

契約までの流れ
  • 以下「お問い合わせ」フォームよりご相談内容を送信
  • 弊社より「お問い合わせ」に回答。先へ進む場合、打合せをセットアップ
  • 先へ進まない場合、この段階でお問い合わせのやり取りは終了
  • 打合せでご相談内容詳細をヒアリング、弊社より回答(暫定または確定)を提示
  • この段階で必要に応じ、お客様とNDA(秘密保持契約)を締結
  • ご相談の解決に向け提案書・見積もり書を作成(支援内容・体制、期間、料金など)
  • お客様・弊社の間で見積もり提案内容を調整
  • 契約(プロジェクト型か顧問契約型の業務委託契約が基本)

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