弊社の内部監査立上げ・導入支援は、内部監査部門の設置(監査対象部門から独立した組織、規程類の整備など)、内部監査メンバーの配置(社内異動、中途採用、後述アウトソーシング・コソーシング)、社内の内部監査研修(内部監査メンバー向け、経営陣・業務執行部門向け)をはじめ、お客様のコンセプトに基づき、IPO準備に向けた最適なプランを提示、支援いたします。
立上げ・導入支援に限りませんが、最も重要なポイントは、IPO審査など外部の評価目線にあわせることです。具体的には、内部監査の整備運用が内部監査人協会(IIA)の定める国際基準へ適合している点が重視され、特に「倫理行為規範」「独立性・客観性」が重要です。細部はプロフェッショナルである弊社より提案いたします。

STORY

成果ストーリー

IPOを目指すある会社から内部監査部門の導入について相談が寄せられました。形ばかりの内部監査部門では当然評価されないため、弊社は先ずこの会社の組織図を精査し、監査対象(業務執行)部門からの独立性はもとより、社内からのゲスト監査人調達を視野にいれた態勢を提案。内部監査の指揮命令系統は執行部門を統括する社長直轄にしました。さらに弊社コンサルタントはガバナンス上の要と言える内部監査部門と取締役(非執行部門)、監査役との連携役を引き受けました。

規程類文書は弊社のテンプレートをベースに策定、内部監査室長(経理部門出身)と内部監査員(総務部門出身)を社内異動で配置することを提案しました。こうして内部監査の建付けができたところで運用フェーズを迎えました。

弊社指導に従い、監査対象部門のリスク評価を実施、ハイリスク部署から優先して監査計画を立て、徐々に社内全ての部署への内部監査を実施する計画としましたが、経理部門と総務部門に対しては内部監査の独立性が担保されない(内部監査部門長と監査員が直近まで在籍していたため)ため、弊社に内部監査をアウトソーシングする計画としました。

加えて新任の内部監査室長・監査員ともに内部監査の経験が皆無のため、先ず弊社コンサルタントが内部監査の基礎研修を実施しました。また内部監査対象先である業務執行部門や経営陣に対しても内部監査のイロハから意義までをマインドセットするなど、内部監査を社内に円滑導入するための地ならしを進めました。

Q&A

よくある質問
Q
内部監査に使用する規程・マニュアル類、監査調書や報告書などの文書は、テンプレートをコンサルティングの中で提供してもらえますか。
A

可能です。単なるテンプレートではなく、お客様の社内体制に則してカスタマイズし実際に使える文書を策定、提案いたします。

Q
内部監査に関する社内理解を得るため、監査対象部門向けの研修を考えています。研修・教育のサポートをしてもらえますか。
A

可能です。社内の監査対象部門向けであれば、基礎的な理論だけでなく内部監査実務が経営にどう役立つのか、実例を示しながら、内部監査を受ける心構えを平易にマインドセットいたします。

Q
IIA(内部監査人協会)国際基準に適合する内部監査のためには、具体的に何をどうすればよいでしょうか。
A

弊社支援においては、お客様の内部監査部門の整備運用状況と国際基準要件のギャップ分析を行い、重要なギャップから個別に可視化、補強を指導いたします。国際基準の解釈は難解なので、導入段階では、プロである弊社にお任せいただくことをお勧めします。

Flow

契約までの流れ
  • 以下「お問い合わせ」フォームよりご相談内容を送信
  • 弊社より「お問い合わせ」に回答。先へ進む場合、打合せをセットアップ
  • 先へ進まない場合、この段階でお問い合わせのやり取りは終了
  • 打合せでご相談内容詳細をヒアリング、弊社より回答(暫定または確定)を提示
  • この段階で必要に応じ、お客様とNDA(秘密保持契約)を締結
  • ご相談の解決に向け提案書・見積もり書を作成(支援内容・体制、期間、料金など)
  • お客様・弊社の間で見積もり提案内容を調整
  • 契約(プロジェクト型か顧問契約型の業務委託契約が基本)

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